93才のヒトリゴト
93才の実母の環境の変化を皆、心配している。
楽しんでいた週3回のディサービスも暫くなくなる。
耳の聴こえや摺り足歩行の様子も気になる。
「励めども脳から指令遅すぎる。
よっこらしょ
考えて返事
手足よ動けと
やっときた
テンポは、ずれて
若者どもの
あーあーあー。」
「忘れてる。
リビングくるとき、
してきてね。
補聴器買ってあげたでしょう
テレビ、エアコン、古時計
みんな音をすいこんで、
私の耳はオーケストラ」
アップしてるのを知ったら喜ぶかも知れない。
93才の実母のヒトリゴト。
自分の老いと重ね合わせてしまう 。